海外ボランティアに参加する
海外留学で得た経験を生かして、ボランティアで働くという選択肢もあります。
派遣先は医療が十分に整えられていない、発展途上国。
こうした国々に医療チームの一員として派遣され、
看護師として仕事をするのです。
派遣先でどんな仕事をするのかは、その国の状況にもよります。
国内での経験が活かせるものもありますし、未経験の分野に関わることもあります。
また、海外ボランティアで苦労することの一つに、分野や風習、言葉の違いがあります。
特に言葉に関しては、非常に苦労するかもしれません。
海外ボランティアで派遣される医師の共通言語として、英語が使われることが多いのですが、
現地では英語が分からない医師や看護師、患者も大勢います。
英語に加えて、現地でよく使われる言葉を習得するなどの努力も欠かせません。
海外ボランティアといっても、3日から1週間程度の短期から1年以上の長期まで、
期間は様々です。また、基本的に無償で行われます。
海外ボランティアが行われている地域には、治安が不安定な場所もあります。
生活基盤も整っていない中で医療を行なわなくてはなりません。
並大抵の覚悟では、海外ボランティアには参加できません。
もしもあなたがボランティアへの参加を希望しているなら、
斡旋団体の担当者としっかりと面談をし、疑問を解消してから決定しましょう。
ボランティアをするにあたって何が必要なのか、
しっかりと調べて計画を立ててください。