実務経験を積む
海外への看護留学をするとき、必ず必要なものが日本国内での実務経験です。
必要な実務経験年数は、斡旋団体にもよりますが、おおむね3年程度が多いです。
例え海外といえども、看護師として働くわけですから、
やはり基本的なことをできるくらいの実務経験は欠かせないのです。
海外留学を希望するなら、まずは国内の病院で実務経験を積みましょう。
診療科目は特に決まっていません。外科や内科と言った一般的なものから、
循環器科や脳神経外科など専門性の高いところまで。
あなたが「この科で働きたい」と考えている場所で、
しっかりと実務経験を積んでください。
ある程度実務経験の身に付く2〜3年目以降に入ったら、
本格的な海外留学の準備を整えます。
ここで紹介した実務経験の年収は、あくまでも目安です。
もっと長く実務経験を積んでから、海外留学をする看護師もいます。
じっくりとスキルを身に着けてから留学したいという方は、
国内で働く期間を長めに考えてください。
英会話教室に通う、TOEICやTOEFLの試験を受けるなど、
語学を磨いておくことを忘れずに。
また、看護師の海外留学は、留学する期間そのものよりも、
準備に費やす期間の方が長いです。
斡旋団体への登録、留学先の受け入れ調整、ビザの取得など。
数年かけて、海外留学への準備を整えていきます。
海外留学に至るまでの工程をしっかり把握し、
準備は入念に行ってください。
留学には当然お金もかかりますが、奨学金を発行する団体もあります。
金銭面に不安がある方も、安心して留学ができますね。
奨学金を受けるための条件などは、各斡旋団体のホームページに掲載されています。
あらかじめよく調べておいてください。